KN4006 クモハユニ64

■他に必要なパーツ■

パーツ名 メーカー名 品番・品名
前面 GM No.105 クハユニ56のおまけ前面パーツ
台車 GM No.5024 TR23
動力ユニット GM
パンタグラフ GM No.80-2 PS13
貫通幌 GM No.61-1
テールライト TAVASA PN012 旧型国電切妻用テールライト レンズ付
信号炎管 KATO Assy 04-0707
車両マーク GM No.63-1

弊社ではプラスチック加工上困難である箇所が存在する場合は「上級者向け」としています。
本キットの場合は前面にウィンドウシルヘッダーを取り付けること、前面屋根部の加工、屋根全体の幅の修正、バンタ廻りの配管加工などオフセットあるいはフリーハンド加工が多いことによっています。ご了承ください。

■ディテールアップパーツ■

パーツ名 メーカー名 品番・品名
排障器 TAVASA PN451 排障器
GM No.62-1
グローブベンチレーター TAVASA PN414 グローブベンチレーター
尾灯 TAVASA PN019
ATS車上子 TAVASA PN001
速度検出装置 銀河モデル N050
ワイパー TAVASA PN446 WP35・50型ワイパー
避雷器 KATO Assy 19-0090
車番 キシャ会社・くろま屋 EC・DC-1(白)
所属標記 キシャ会社・くろま屋 No.1 「静岡」
割ピン ボナファイデプロダクト Nパイピング用

■塗装ガイド■

パーツ名 カラーガイド
下地処理 マッハ模型 メタルシールプライマー
車体 茶色 GM(2)ぶどう色2号単色
スカ色 GM(5)クリーム1号+(7)青15号
屋根 GM(35)ダークグレー
屋上機器 GM(9)ねずみ1号
パンタグラフ・床下 GM(10)黒 または GSIクレオス(33)
荷物戸袋・保護棒 GM(41)伊豆急ペールブルー
表面仕上げ GSIクレオス(B516) Mr.スーパークリアー半光沢

■岡山運転所時代の姿にする場合のワンポイント■

本キットは第2エンド等の客用ドアの戸袋窓がHゴム化された静岡運転所末期から飯田線時代の姿になっています。
従いまして、岡山時代はHゴムの窓を削って窓隅を角形にしますが、内張の窓枠は切り取りません。
また、半流側前面のジャンパー栓受も取り付けません。

昭和18年に横須賀線用として未電装のまま登場したモハユニ61形3輌の内、電装化されたモハユニ61001が種車で、戦後クモハユニ44100として身延線で活躍しました。
大糸線に転属したときに機関車代用として貨車牽引も行い、第2エンドに非貫通型運転室が設けられました。この時にクモハユニ64000と称号変更されました。
その後岡山へ転出した際に他車と連結して使用するために第2エンドが貫通型に再改造され、雨樋も取り付けられました。
昭和52年静岡運転所に転入し、事業用車として使用され昭和53年8月に伊那松島機関区に転属、先に入線していた仲間(クハユニ56011,012は元モハユニ61002,003)と再会しました。
昭和53年9月には塗色もスカ色となり、第1エンドの前面窓一枚もこの時にHゴム支持に改造されました。
そして昭和58年飯田線の新性能化完了と共に長い流転の生涯を終えました。昭和59年2月廃車。晩年の形態や編成は「飯田線旧型国電各種形態一覧表(昭和57~58年在籍車輌)」を御覧ください。