昭和9年から16年にかけて70輌が製造された戦前の標準型二等車です。車内は転換クロスシートを装備した所謂"並ロ"のオロ35型。
昭和30,31年に近代化更新工事(アルミサッシ化、プレスドア化等)が施され、このキットの形態となりました。
この近代化されたオロ35の内、電気暖房(EG)を取り付けたグループは重量増加のためスロ43形に形式変更されました。
このオロ35,スロ43は割と後年まで急行、準急の並ロとして使用され、オロ35はオハ53,スロ43はスハ54に格下げされた後、通勤型(ロングシート化)オハ41型300番代(301~311)に改造されています。