KN4018 クモハ73 全金車関西工場型 窓隅R無

■他に必要なパーツ■

パーツ名 メーカー名 品番・品名 備考
屋根・床板 GM No.432-1 101系中間車キット 屋根・床板・窓セル・ウェイト利用
パンタグラフ GM No.80-2 PS13
TOMIX 0224 PS13
台車 GM No.5006 DT13
貫通幌 GM No.61-1 客車/旧国用
車両マーク キシャ会社 各種インレタ

後部貫通扉は密閉状態と半開き状態の両方を選択できます。また先頭部連結器にTNカプラーを組み込む工作説明書入りです。

■塗装ガイド■

パーツ名 品番 品名
下地処理 マッハ模型 メタルシールプライマー
屋上機器 9 ねずみ1号
屋根 35 ダークグレー
貫通扉 41 伊豆急ペールブルー
床下 33 GSIクレオス つや消し黒
下地処理 B516 GSIクレオス Mr.スーパークリアー半光沢

■使用線区と塗色■

線区名 塗色 カラー名
首都圏各線・東海道・山陽緩行線 ぶどう色2号 GM(2) ぶどう色2号
大阪環状線・片町線・阪和線 朱色1号 GM(11) 朱色1号
富山港線 青22号 GM(6) 青22号
御殿場線 現行スカ色 GM(5) クリーム1号+(7) 青15号
呉線 黄緑6号+前面警戒色 GM(15) 黄緑6号+(3) 黄かん色

戦時設計で生まれたモハ63型も桜木町事故をきっかけに整備改造されてクモハ73型とモハ72型に生まれ変わりました。
後年老朽化が進んで来たために全金属製車体に載せ替える工事が行われました。これはクモハ73とモハ72それぞれに行われましたが、モハ72の内20両は、短編成化による先頭車不足のためにクモハ73として改造され、元々のクモハ73からの改造車と区別するため500番代となっています。
この全金車は担当工場により細部が異なり、大きく分けて関東系工場型と関西系があります。両者で全く異なる点は運転士側、乗務員扉後方にある屋根昇降ステップの形態で、大井、大船、郡山、浜松の関東系工場のものと幡生工場製の車両は手すり状(恐らく種車の物を流用)で、吹田、鷹取の関西系工場のものと新型車と同じ折りたたみ式となっており、これはモハ72から改造された500番代も同様です。
前面に方向幕の無い初期改造車では関東系は運行灯四隅のRが小さく角張っているのに対し、関西系では101系と同じRの大きなタイプとなっており、前面窓の位置も少しだけ低くなっています。この内359は何故かウィンドウシルヘッダー付きで登場しています。
前面の差は後期の方向幕付きタイプと500番代では関東型に統一されています。側窓にRのあるのは大井と浜松の担当車で、他は500番代の2両を除きRがありません。