中央西線用として神領電車区に配置された70系は横須賀線に使用されていた大船電車区から転属された車両です。
サロ75もまた普通車に格下げされて編成に組み込まれましたが、2扉のために客扱いが難しく、1969(昭和44)年中央に扉を取り付け3扉改造がなされました。
1970(昭和45)年に100番代と改称されました。104,105,107,108番は屋根布が中央部のみで屋根片が青15号に塗られていました。
ベンチレーターは客室上のみで中心線上一直線に配置されています。109番のみ屋根布が屋根全面に張られていて、トイレ上にもベンチレーターがあります。
台車は全車TR48を履いています。塗色は横須賀線にいた時点で現行のスカ色であるクリーム1号と青15号になっています。貫通扉は淡緑3号になっています。
基本編成はサハを組み込んだ6連とクハ、モハのみの4連の2種があり、これらを併結した8連、10連、12連でも運用されていました。