キハユ15 4

更新:2020_03_26

作者:RRマイスター氏
種車は昭和29(1954)年と昭和31(1956)年に国鉄気動車に於いて初の優等車として製造されました。準急列車で使用され、2,3等合造車キロハ18形(旧形式キロハ47000形)で、昭和36(1961)年3月多度津工場で改造し、6両が誕生した形式です。改造内容は旧ロ側妻面の便所、洗面所を撤去して運転台を設けて出入り台は埋込みました。このロ側を郵便室としてハ側寄りに郵便区分棚や押印台が設けられました。窓は前位1カ所が残るだけになり、1,000mm幅の荷扱い扉が新設されています。ハ側の座席、出入り口はそのまま使用されました。正面は非貫通型の切り妻で、窓は細い窓柱の3枚連窓風となり独特のスタイルとなっていました。落成後は高松へ5両、和歌山へ1両が配置され、予讃本線、紀勢本線で使用されました。しかし非貫通前面は運用上難点があり、翌年10月には1両がキユニ15形へ改造され、ついで昭和39(1964)年2月までに4両が同型式に改造されました。唯一キユニ化を免れたキハユ154は、昭和38(1963)年高松から亀山へ転出し、昭和53(1978)年10月廃車しました。当モデルはこの最後まで活躍したキハユ15 4です。
種車はボナファイデプロダクトの「キハユ15」キットの組立です。台車はトミックスのTR49を使用しました。手スリ、ジャンパー管、テールライトはタヴァサ製です。手スリは旧来からお伝えしていますように太からず細からず、丈夫であると共にモデル的に許容の太さです。ベンチレーター、排気管用ベンチレーター、郵便室の保護帽などはボナファイデプロダクトの付録のパーツですが非常に繊細に製作されています。塗装は車体はクリーム4号と朱色4号の2色塗り分けです。塗色は調色しています。床下機器に目を向けますとボナファイデプロダクトの床下器具を使用しましたが非常に精密感が生きています。

ステップは銀河モデル製気動車用の3mm幅のものを使用しました。ワイパーも又ギンガ製です。エアーホース、排障器、幌などはトミックスパーツを使用し、連結器はTNカプラーJC56を使用しました。

過去にキユニ15をRRマイスター氏は製作しましたがこのキロハ18形の仲間はモデル的にボナファイデプロダクトのキットは優れてバランス良く出来上げっている事がわかります。是非戦後初期の気動車のコレクションにお加えください。