更新:2026/09/26

作者:RRマイスター氏

スニ41 1~9, 2010~2013(2000番代は電気暖房付)

スニ41は集約荷物輸送の近代化を図る為にスニ40形とともに登場した車掌室付きのパレット輸送専用荷物車です。1969(昭和44)年に新潟鉄工所で13両製造されました。車体形状はB型パレット積荷物車=スニ40形は1965(昭和40)年に高速貨車第1号として登場したワキ10000形の車体長を伸ばし(11350mmから17400mmに伸長)、通風器を5個搭載し車掌室を追加した構造となっております。側面にはアルミ製プレス構造の総開きの引き戸が設けられ、パレット室にはパレットが18台収納できるようになっていました(積載荷重は13t)。パレット室の後位にはバラ積用荷物室が設けてあり(積載荷重は2t)、さらに後位には車掌室と貴重品室・便所が設けられている。外部塗色は屋根、バラ積用荷物室・車掌室外部と妻面が青色15号で、アルミ製引き戸はクリヤラッカーで塗装されています。台車はスニ40形や高速貨車等と同じTR203を使用している。1986(昭和61)年の荷物輸送の廃止により、1987(昭和62)年に全車廃車となり形式消滅した。スニ40系の護送便、郵便車スユ44,更に荷貨物共用車ワキ8000,ワサフ8000の基礎となった存在です。
<各車輌履歴>
1969(昭和44)年5月29日 スニ41 1 1(新製)をベースに1970(昭和45)ワキ8000(新製)
197-年/電暖化工事 スニ41 2001改番
1987年/廃車

今はなきワールド工芸のスニ41キット の組立製作です。車体の印象は屋根、車体側面が車掌室部の側板を除いてプレス構造が三面を覆い尽くしています。その為に思いのほか車体幅が最大限の幅になっています。組立に関して特に注目した点は前述の通りプレス構造の総開きの引き戸が重厚な印象を与えます。真鍮製エッチング車体のために接着しろが小さくハンダ付けを多用したので全体の強度は保たれています。

また車掌室と貴重品室専用扉の窓ガラスがエッチングによる薄い側板の為に、窓セルが車体に近くとりつけられています。車体色は青色15号をベースにしつつ、プレス扉を含めたバラ積み用荷物室は銀色を吹き付けています。この「青15号」が曲者でグリーンマックス製は黒に近い紺と言った色調でまるで「相鉄21000」の様な色味です。今回は「ガイアカラー」の青15号を採用しました。カトーの20系客車に近い色味になっています。床下とTR203台車はつや消し黒を吹き付けています。。車番と所属表記は荷物車用の白を使用。

車掌室妻板のテールライトはタヴァサ製。

側板と後部妻板にある手スリがカトーなどのプラ成形品だは味わえない 立体的な造形美が味わえます。

TR203台車がワールド工芸製は設計不良です。まともに組み立てるとボルスター梁が太く揺れ枕のダンパー表現を補足する為に大きすぎて車輪に接触しショートの原因になります。揺れ枕を極力削って車輪に接触しないようにしました。涙ぐましい加工努力です。拍手!