富山港線クモハ73049+クハ79934

更新:2019.07.25

作者:RRマイスター氏

クモハ73049の車歴(配置区と年月)を見て行くと宮原1952(昭和27)年7月→淀川1953(昭和28)年8月29日→宮原1954(昭和29)年3月26日→高槻1957(昭和32)年9月27日→淀川1960(昭和35)年10月→森ノ宮1961(昭和36)年4月1日→淀川同年11月15日→明石1962(昭和37)年3月29日→1963(昭和38)年から全金化改造工事実施→富山一機1975(昭和50年)9月2日。台枠・走行装置は63系のままでしたが車体は鋼製新製車体です。前面は従来のものと異なり高運転台で車体側面はノーシルノーヘッダーで室内も緑色モケットがロングシートを覆い近代化工事が実施されました。
クハ79934は920番台の後期量産車の新製車で、1957(昭和32)年9月28日に量産された全金車のグループ。なぜか乗務員扉は木製のままでした。車歴を見ますと新製配置は下十条→東神奈川1971(昭和46)年7月21日→富山一機1972(昭和47)年9月26に転属しました。1984(昭和59)年3月22日廃車。

クハ79920~とクモハ73全金車は共にタヴァサのキットの組立です。クハ79934はグローブベンチレーター・ATS車上子・排障器・ジャンパー栓はタヴァサ製です。連結器はTOMIX TNカプラーを前面側に取り付けました。屋根板と床板はGM製を加工して使います。組立にあったて前回前期型を製作しましたときの工作上のポイントとして前面と側面とののりしろで前面の方向窓にのりしろ部が当たりますので2mmほど切り詰めます。又屋根はモハ101屋根を左右0.3mmずつ削り、側板の幕板上部に落とし込むために車内は合計0.6mmも詰められていますので内側に車体押さえ用のプラ板は不要です。問題は前面にTNカプラーを取り付ける関係で床板を支える爪の位置が前方は倒してはいけません。むしろ7mmほど後方に2×2mmプラ棒を10mmに加工して接着剤で車体に止めます。

クモハ73049はタヴァサ製の73系全金車キットの組立です。こちらのキットは17年前のものですから車体高がクハ79と異なり高いので箱に組み立てた後に紙ヤスリで裾を削りクハ79と同様な車高にする工事を行いました。バンタ廻りの配管は秀逸です。空気作用管はバンタに引き込まれた部分は黒い絶縁用のゴムパイプが表現されています。又バンタ鍵外し線の途中にはφ0.5mm×1mmほどのパイプを通して碍子を表現しています。こちらも前面側にTNカプラーを取り付け加工を行いました。両車体と共にドア側灯をつけています。

こだわりの配管です。