クモヤ440-2(T)鹿カコ

更新:2022.11.26

作者:RRマイスター

1970年に50/60Hz両用の交流直流両用牽引車として、モハ72形を改造して2両が製作されました。種車の時点で車体が老朽化していたため車体は新製され、種車からの流用は直流機器や下回りのみとなっています。室内は中央部に機器室が設置され、走行区間によって交直流切り替え機器が増設されており、この部分の屋根は開閉可能でした。交流区間での低速域では制御電動車、高速域では制御車として機能しますが、直流区間では種車のモハ72形並の性能で自力走行可能です。塗色は車体全体に交直流標準色である赤13号、前面の腰部に警戒色はクリーム4号が塗装されています。 当初は勝田電車区に配属されていましたが、後に九州に転属となりました。民営化後は2両ともJR九州に承継されましたが、1990年と2002年に廃車となり形式消滅しました。
番号の新旧対照は次のとおりです。 クモヤ440-1 ← モハ72278 クモヤ440-2 ← モハ72304
当モデルはクモヤ440-2です。

モデルのベースキットはボナファイデプロダクトの「クモヤ440-2」です。車体はハンダで組み、屋根板は付属のレジン製品です。

 

パンタグラフはトミックスPS16HKを搭載。交直対応のパンタグラフになっています。シールドビームとテールライト、運転室のワイパーはタヴァサ製。

非バンタ側扉直後の戸袋窓には二段の保護棒が車内にあり73形の伝統的な三段窓のデザインを踏襲しています。車体は赤13号と前面警戒色はクリーム4号。窓廻りのHゴムなど色差しはグレー、銀。保護棒はペールブルーの室内色を塗布しました。

屋上は開閉ハッチはプラ板で自作、割ピンでつり上げフックを再現しています。トレジャータウン製の常磐線アンテナを2個非バンタ側にあります。それぞれ屋上で結線されています。緑色の高圧配管碍子はキット付属のパーツ。又パンタグラフ昇降作用配管の屋根引き込み線は緑色の高圧配管を経由して箱に納められていますがこの製はプラ製の自作品です。屋根はダークグレーに塗装しました。グローブベンチレーターはトミックスの旧型ベンチレーターです。

屋上の引き回し配管の止め金具など全体に屋上の精密感が圧倒的です。

 
床下機器はボナファイデプロダクト付属のパーツを配置していますが供給空気溜が1個不足していたので、追加取り付けました。又各主抵抗器表面の穴はドリル刃でもう一度開け直し深掘りしています。これによりくっきりして主抵抗器が粒立って見えます。連結器はトミックス製TNカプラーを取り付け、GMDT13台車にしっかりとタヴァサの排障器が取り付けられています。タヴァサの車上子が非バンタ側の床下真ん中に配置されています。床塗装は黒色。主抵抗器、断流器はねずみ1号。