更新2019.4.22    

キハユニ16-3

作者:RRマイスター氏

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同機の源流は昭和28年に製造されたキハ44100の改造でまず電気式発電駆動車から液体式ディーゼル駆動車に(昭和31年)。その際キハユニとして用途が改造された。キハユニ44100形となる。翌年称号改称が実行され「キハユニ16形」となる。同機の外見はキハユニ15形と同様に湘南形の非貫通二枚窓だったが、車体の前方約1/3が郵便荷物合造室(荷重3t)で、後方は旧来どうり客室(70名)であった。今回製作したキハユニ16-3は正面を湘南形非貫通二枚窓から貫通型に改造された。キハユニ15-4と同様に運転室と助士室前面窓が貫通扉の窓の高さより約15mmほど低くなっていた。又前位客扉の配置が乗務員扉のすぐ後ろではなく700mm窓の後方に850mm幅の客扉が移設された。もちろん荷物から窓ガラスを守るために保護棒が敷設された。正面改造工事はキハユニ15と同様に小倉工場。キハユニ16-3が昭和32年3月6日。キハユニ15-4は昭和32年12月なのでキハユニ16-3が先駆けて改造された。一般的な貫通型前面車の場合は通常縦雨トイが左右に外付けされていますが同機は車体に内蔵されていた。スノープロウが床下前方に取り付けられた。車歴は当初「門ヒカラ」(肥後線)だが、1962年(昭和37)に「仙ココ」(陸東・石巻線管理局)、1967(昭和42)年以降は「仙コリ」(郡山客車区)に転属し、廃車は昭和52年9月5日。

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車体はボナファイデプロダクの「キハユニ15」の側板とトミックス「キハ16(T)」との合成だ。キハ16の前面を取り付けただけでは前面窓の特徴は出ないが窓部をいったん切り離して上部に約0.5mmほどのプラ板によるスペーサーを差し込み平滑に加工した。オリジナルの台車はDT18B,AだがモデルはトミックスのDT19を流用。手スリは前面はタヴァサだが側面はφ0.25mm真鍮線から加工して取り付けた。ガーランドベンチレーターはモリタ製。車番・所属標記・郵便荷物標記はキシャ会社のインレタ。車体色はグリーンマックスの朱色4号とクリーム4号だ。妻面貫通扉は室内色と同様にペールブルー。

  

  

ヘッドライトとテールライトの光導レンズが単独に取り出せないのでそのままマスキングで保護し、このように照度は写真通り十分に効果を上げている。

 

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